人生、雨模様。外伝#1
ガールズバー勤務時、仲がいい訳では無いが私が一方的に好んでいた先輩がいた。
ものすごくサバサバしていた人で好きだった。
その先輩に「君、ADHDだよ」って酔っ払ってる時に言われた。
本心か違うのか判断できなかった。だが、私も確かになと同意してしまった。
それから私は意識してADHDじゃないのかと考えることが増えた。
1部例をあげるのであれば洗濯物を干し忘れていたり、茶碗を泡だけつけて放置していたり、学校に財布、携帯、少ないがカバンを忘れて在中してる警備員さんに閉まった教室を開けてもらうなどをしてもらってることに気づいた。
あくまで、これは私の生活の一部だ。
他に気づいていない場所でそういう症状が出てるかもしれない。
そして現時点でも、急遽都心部にある友達の家に行きたくなった私は午後7時に都心部へと繋がる終電に飛び乗った。たった1日泊まるだけだが準備にはだいたい1時間かけた。
そして友達の家まではだいたい電車で2時間かかる。
電車に揺られてる途中で私は重大なことに気がついた。
どこを探しても財布が見つからなかったのだ。
どうやらまたやってしまったらしい。
最寄りが無人駅なこともあって、戻っても駅員さんには何も言われないので大丈夫だが友達と遊ぶ予定もなくなってしまった。
ギリギリ乗り換えの駅で自分の家への終電があったからよかったがなかった場合私はどうなっていたのだろうか。
ちゃんと精神科に行って証明した方がいいのかなんてことも考えた。